襟の形はピークドラペルを採用し、優雅さや華やかさを演出しています。テーラードジャケットの代表的なラペル（襟）の形の一つで「ピークド」は「尖った」という意味で、剣先のような鋭い下襟が特徴。

チラッと見え隠れしたときに目を引く光沢ワインレッドの裏地。また素材はキュプラなので、絹に近い上品な光沢だけでなく、吸湿性に優れムレにくくベタツキにくい、静電気が起こりづらい、しなやかで肌触りがいいなどの機能性にも優れています。

フロントボタンは市販のスーツではなかなか見付けられない重厚感のある黒金ボタンを使用。1つボタンにすることにより、胸元のVラインのデザインが大きく開かれる形になり、明るくオープンな印象を与えることが出来ます。また、ウエストラインが締まり、程よいくびれができます。

高級スーツの代名詞とも言われる留め外し可能な本切羽仕様。カジュアルなシーンでは袖をまくる着崩しも可能です。フロントボタンと同じく重厚感のある黒金ボタンを使用。日本人の手の長さに最適と言われている3つボタンなので、全体のバランスも良く見えます。

「英国の高級仕立て服」の代名詞とも言われるスラントポケット（ポケットが斜めに着られているもの）を採用。手を入れやすいだけでなく、斜めにすることで、腰回りをスッキリとみせ、視覚的にシャープな印象を与えます。

生地にポリエステルを混紡させることにより、ウール100％のスーツに比べ、長持ちしやすい、シワができにくい、速乾性が高い、害虫やカビの影響を受けにくいなどの機能性を高めています。またシャドーストライプの柄が、誠実な印象の中にさり気なくエレガントさを演出します。

英国製スーツに採用されることが多いディテールのサイドベンツは威厳や風格を演出します。センターベントよりシルエットが崩れないので格好良い着こなしが出来ます。また、着丈を浅くすることにより足が長く見えるようになります。

大小4つの内ポケットを備えており実用性も抜群です。左の内ポケットには、パスケース、名刺入れ、右内ポケットには貴重品の収納など、手ぶらで出掛けたい時にも重宝します。

ジャケットの絞りの位置を低くして、逆三角形にすることにより男性らしさを残したまま、すっきりスタイルアップするデザインになっています。

膝部分に少し絞りを入れて緩やかなフレアスタイルにすることにより、足が長くそして美脚に見えます。

股上を少し浅めにしてローライズにすることによりお尻が小さく綺麗に引き締まって見えます。

ローライズ、短い着丈と浅いサイド・ベンツによる美尻効果や逆三角形のくびれラインによる綺麗な背中のラインがわかると思います。